年齢退行療法(インナーチャイルドセラピー)
「 インナーチャイルドinner child=内なる子供」とは、幼少期の身体的・心理的虐待や愛情不足などのネグレクト、虐め、その他様々なトラウマ体験によって気持ちが抑圧されている、傷ついたままの本来の自分の事です
。幼少期の様々な逆境体験は生涯に渡って心身に影響を与えます。感情を表現することが苦手、対人関係が上手く築けない、不安や生きづらさを常に感じるといった、メンタルヘルスの問題のリスクを高める可能性があることが神経科学の研究でも示されています。 この状態のままで大人になった人をアダルトチルドレンと表現する場合もあります。
幼少期だけの問題ではなく、成人であっても仕事上やプライベートにおける様々なネガティブな体験も心身に悪影響を及ぼします。
レジリエンス、心の回復力を促進するアプローチの1つとして、年齢退行療法(インナーチャイルドセラピー)という手法で自分の中の「内なる子供」を自分で癒し、本来の自分を取り戻していきます。