先日、愛知教育大学附属岡崎中学校の中学3年生の学生さんで催眠を研究している方がこちらのサロンにやってきました。
その私立中学は教育の一環で自分で興味のあるテーマや分野を見つけて3年かけて研究し発表するという事を行っているそうです。
数年前、都内の私立中学(モンテッソーリ教育をしている学校でした)に通う学生さんで、やはり同じように興味のある分野の研究を3年かけて行うという教育方針の下「人は何故生まれて来るのか?」「前世とは何か?」という壮大なテーマを研究する学生さんが前世療法を受けたい、という事でこちらのサロンに来られました。
公立の中学でいうところの、道徳やライフという授業に当てはまるものかと思います。
主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)が令和の学習指導要領で謳われていますが、これこそが本当の主体的な学びです!
公立の中学とは次元が違い過ぎて、、、
昨今プライベートな理由で、令和の公立中学校の学習指導要領について色々と思うところがあるので、、、
さて、今回やってきた学生さん、まずはメールでお問い合わせが来ました。
セラピーセッションの申し込みかと思ったのですが、独自に調べ研究している催眠について自分の研究内容を専門家に対して発表し、更にもっと詳しく色々と聞きたいという内容でした。
その学生さんは候補が2人あったとの事で、1人は催眠術ショーの方。
けんもほろろに断られてしまったようで。
そして催眠療法の方では光栄なことに私が第一候補だったとのこと。
理由を尋ねると、私がHPに記載している内容に共感する部分が多いからだそうです。
その後学生さんとメールのやり取りを重ね、既に学校で発表している課題レポートを送ってもらったり、訪問への準備を進めました。
レポートの内容が中学生とは思えない程素晴らしく、やはり自分で決めた事、自分が興味がある事を追求する探求するのが真の学びなんだと教えられました。
訪問当日はその学生さん含む数名のグループで引率の先生と共にやってきました。
いわゆる愛知から東京への修学旅行の一環で、各々が自分の研究テーマの専門家に会って情報交換するという趣旨です。
今回の主人公である学生さんの第一印象は目がキラキラ!
とにかく私に会えた事が相当嬉しかったようで、嬉しいオーラが溢れ出ていました。
自身の研究成果を持参のPCを使って私、仲間、引率の先生の前で披露。
そしてその後は溜め込んできたであろう質問の嵐。
催眠について幅広い話を展開している中で、胎児記憶の話題になった時、それまで写真や動画を撮ったり静かに後ろの方で私たちのやり取りを聞いていた引率の先生が「うちの子供、記憶があるんです!生まれてくる前の!」と突然話に食いついてきました。
そして先生も会話の輪に入り、更には他の仲間たちも私に色々と質問をしてきたり、とても和やかな雰囲気であっという間に時間が経ってしまいました。
因みに、他の仲間たちも各々研究テーマがあり、既に訪問を終えていたりこれから訪問したりという感じでした。
大企業や研究機関などに訪問している学生さんたちもいるようです。
詳しくは愛知教育大学附属岡崎中学校のHPブログ「附中日記2023/4/26」で。
観光地や神社仏閣巡りの修学旅行も良いですが、こういう目的を持った修学旅行は貴重な体験になりますし、これこそがアクティブラーニングの良い事例だなと感じました。
後日、ご丁寧にお礼状を頂きました。
とても心のこもった文面だった為、ご本人の了承を得たうえで体験談としてHPに掲載しています。
自分がやってきた事を振り返る良い機会になったと共に、これからも誠実にこの仕事に向き合い、催眠についての学びを続けていこうと改めて心に誓う、そんな素晴らしい出会いと経験でした。