「インナーチャイルド（inner child）」とは、幼少期の身体的・心理的・性的虐待や愛情不足などのネグレクト、いじめ、不登校その他様々なトラウマ体験によって気持ちが抑圧されている、傷ついたままの本来の自分のことを指します。 これらの幼少期の逆境体験は心理学、精神医学の世界では「ACE=Adverse Childhood Experiences」「逆境的小児期体験」「小児期逆境体験」あるいは「愛着障害」とも言われ、生涯にわたって心身に影響を与えることがあります。感情を表現することが苦手、対人関係が上手く築けない、不安や生きづらさを常に感じるといった、メンタルヘルスの問題のリスクを高めることが神経科学の研究でも示されています。 幼少期だけではなく、成人期以降の様々なネガティブな出来事・体験も同様にトラウマ体験やPTSDとして心身に悪影響を及ぼします。
年齢退行療法（インナーチャイルドセラピー）は、過去のトラウマや苦痛によって形成された内面の子供の部分（インナーチャイルド）とコミュニケーションをとり、トラウマや苦痛、恐怖、悲しみなどの感情や、その原因となった出来事を探求しながら癒しを促すことを目的とした手法の一つです。 この手法は、心理療法の中でも特にトラウマに関連する問題を抱える人々にとって、非常に効果的な治療法の一つとして認められています。

前世療法は文字通り私たちの”前世”についてアプローチしていく療法です。 未だそのメカニズムが十分に解明されていない分野ですが、催眠療法においてはその効果が有益である為、手法の一つとして用いられています。 セラピーセッションの中で無意識の奥底、潜在意識の中から呼び覚まされた昔の人生の記憶のようなイメージのような情報は、クライエント様ご本人の体の中に感情や感覚となって表れます。時には今の自分の人生において親しい人々や知っている人々が、長い時の中で繰り返される様々な人生の中で関係性を変えて何回も出会っている人々、つまり魂の繋がり、ソウルメイトであることを認識することもあります。それらを再体験し、セラピストと語り合っていくことで、今現在を生きる上で問題になっている事柄や感情を改善・緩和したり、メッセージや気付きを得ることによって”今”を生きる自分にプラスに働きかけることが出来るという効果を生み出します。
「過去世を思い出しただけで感情的な問題が解決したという人がたくさんいます。退行催眠が終わってから長い時間がたっても、彼らの物語は私の心に残っています。」
ブライアン・Ｌ・ワイス博士著「奇跡は起こる」より抜粋

私たちの心の奥底、無意識あるいは潜在意識と呼ばれる領域には様々な情報や記憶、そして潜在能力が満ち溢れています。 自分を信じて自らの力を発揮したり、自分らしさを表現していくにはその領域へ繋がる扉を開け、自ら奥深くへとアクセスしていく必要があります。過去から現在に渡り、芸術や芸能の世界、そしてスポーツの世界でもこの方法が多く用いられてきました。特殊な分野だけでなく、あがり症で人前で上手く喋れない、肝心な時に自分の力が出せない、何かの恐怖症やトラウマの悩み、そして禁煙やダイエット等、ビジネスや日常生活における習慣や行動修正にも有益です。催眠状況下では通常時よりも自分に集中している為、イメージ・五感を活用し、無意識（潜在意識）の領域にプラスになる暗示を与えることは非常に効果的です。 メンタルトレーニング、自己暗示、自己催眠、能力開発など可能性は限りなく広がっていきます。

私たちは自由意志のもとに、無限に広がる未来、可能性の中からどのようにすればより良い未来を生きられるのかを日々選択しながら生活しています。催眠状況下において潜在意識から沸き起こる直感・感情・感覚を使いながら、どんな自分でありたいのか、どんな自分で人生を生きていきたいのかを先取りしていく体験は、自分の人生を創造していく上でより良い選択や決断をする際のサポートとなります。
「私たちの未来は石に刻まれてはいません。つまり、すでに決まった 変えることのできない道が未来に伸びているわけではないのです。」
ブライアン・Ｌ・ワイス博士著「奇跡は起こる」より抜粋

愛する人、大切な人、家族、ペットとの永遠の別れ。
それは命あるものには必ず訪れるもの。
突然やって来た別れを受け入れられない、、、
伝えたかった思いがある、、、
後悔の念に駆られる、、、
何故こんなに辛い別れを経験しなくてはいけないのか、、、
まるで時計の針がそこで止まってしまったままのように、残された者の心は喪失感で溢れ、ただただ悲嘆に暮れ前進できない日々。時が悲しみを癒してくれる場合もありますが、時が経つ程に深い傷となって増していく悲しみもあります。心の奥底、潜在意識の中に生きている、もう一度会いたいと願う方の存在にイメージを通して再会し、対話することによって悲しみを癒し、悲しみを乗り越えていく療法です。

催眠のメカニズムについて正しく理解し、自分自身で催眠状態に入る練習を行います。自己催眠のスキルを身に付ける事によって、日常生活や人生をより良いものにしていく事が可能となります。ビジネス、スポーツ、芸能、芸術等の分野で自分の実力を発揮したりメンタルトレーニングや自己暗示にご興味がある方にもお勧めです。

①催眠についての説明
②深い催眠状態の体験
③自己催眠の練習
＊使用した資料は差し上げますので後日ご活用ください

深いリラックス＝催眠状態を体験していただく内容となります。初めてなのでまずは体験してみたい、気分をリフレッシュしたい、ストレスで疲れた心身をリラックスさせたい等、催眠療法という手法を使い深いリラクゼーションを体験しながら心身をリフレッシュしていく内容です。 何かの問題に特化して原因や理由にアプローチするというよりは、メンタルヘルスをケアする体験をしていただきます。 カウンセリングのお時間も十分にとりますので、カウンセリング自体が初めての方でもご安心ください。 様々なストレスにさらされて心身共に疲弊している状況の中、まずはちょっと立ち止まって、ご自身の為に時間を使ってみませんか？

カウンセリングや心理療法は敷居が高くて、、、
興味はあるけれど初めてで良く分からないし迷う、、、
まずはヒプノセラピー（催眠療法）について詳しく知りたい、、、
欧米ではカウンセリング、心理療法を受ける事は仕事の合間やお昼休みに行くようなカジュアルな感覚で日常的なものです。 初めてで躊躇されている方は、まずは雑談をしにくるような気軽な気持ちでお越しいただいて構いません。
継続やセラピーセッションの強制はいたしませんので、どうぞご安心ください。カウンセリングコースでは皆様の今のお気持ちやご状況を伺ったり、セッションにご興味のある方には疑問や不安を解消して頂く為にヒプノセラピー（催眠療法）について詳しくご説明いたします。カウンセリング自体が初めてで他人に自分の事を話した経験が無かったり、家族や友人、同僚には話せない悩みがあって誰に相談したら良いか分からなかったり。そのようなご状況に置かれている方もぜひお越しください。話す事によって頭がクリアになったり、気持ちに整理が付いたりする事もあります。カウンセリング終了後、そのまま継続してセラピーをお受けになりたいという場合はセラピーへと進んでいきます。ご検討後、日を改めてお受けになる事も可能です。