親ガチャに外れる=ACEエース幼児期逆境体験

 

以前ブログの

【子供時代の逆境体験がもたらすもの---トラウマ、PTSD】

というタイトル内で少し触れた

 

Adverse Childhood Experiences = ACEエース 又は ACEsエイシィズ」

 

についての記事がYahooに掲載されていたので改めて触れます。

不登校やいじめ問題にも関わる事なので。

 

【子供の人生「親ガチャ」影響どこまで 18歳までの「逆境体験」が及ぼす将来リスク判明】

https://news.yahoo.co.jp/articles/21dfad1d487d82929f70ec9c675c0e9d00fe32da

 

龍谷大の三谷はるよ准教授の著書「ACEサバイバー」のP.201に

私がブログ記事でお勧めしていたDr.ナディアン・バーク・ハリスの動画

ナディン・バーク・ハリス: いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか - YouTube

について、詳しく紹介されています。

 

 

精神医学、心理学の世界では「Adverse Childhood Experiences = 略してACE 又は ACEs

日本語では「逆境的小児期体験」「小児期逆境体験と言い表されています。

 

いわゆる「毒親」「親ガチャ」「機能不全家族」

 

私がACEエースに興味を持ったきっかけは、クライエント様方との

カウンセリングやセラピーセッションの中で感じた私の肌感覚と

自分の臨床データをもとに感じた勝手な見立てですが

多くの”生きづらさを抱えるクライエント様の、その諸悪の根源が

ACE」なのでは、という事です。

 

例えば幼少期から母親によって身体的、心理的虐待を受けている

でもその母親も実は母親から、つまりクライエントの祖母から虐待を受けていた。

逆もしかり、自分←父親←祖父←曾祖父。

と負の連鎖、つまりACEの連鎖が延々と続いていているのです。

 

彼らの幼少期の経験を聞くと、将来彼らのようになるかもしれない

その予備軍の存在、そうです、私の甥がすぐそばにいる訳です。

 

甥の将来の為、そして好奇心も相まって色々と調べていきました。

始めはACEという言葉自体知りませんでしたし、どちらかというと

甥の変わった気質の正体が知りたくて、神経発達症(旧:発達障害)

に注目していたので、そちらをメインに勉強したり調べたりしていきました。

 

その過程で辿り着いたのがDr.ナディアン・バーク・ハリスとACE。

でも日本では専門家の間だけでの認識で、文献も英語ばかり。

発信しているもの海外の方ばかり。

日本でも大掛かりな研究、統計的なエビデンスが必要なのに

どなたか偉い先生やってくれないかしら、、、

と思っていましたが、三谷はるよ准教授の著書は私が欲しかった情報が満載!

 

ここ数年、日本でも発達障害という言葉(今は神経発達症と言います)が認知され

子供が小児精神科でWISC検査をしたり、大人になってから『もしかして、、、』

と受診して診断されたり、あるいは二次障害の方で精神科を受診して

その診断名がついたりする例もあります。

 

ですが!!!

 

Dr.ナディアン・バーク・ハリスが熱弁しているように、発達障害(新:神経発達症)

ではなく、ACEが原因となっている可能性があるかもしれません!

 

例えば生まれながらにしてそういう部分、気質を持っているにしても

ACEによってそのスイッチが思いっきり押されて発現してしまったり

色濃く現れ出てしまったり。

 

ACEについて教員や子供の教育、学校関連に関わる人達には是非知ってもらいたいです。

不登校やいじめ問題(被害者も加害者も)、そして校内で起こるトラブルにも

実は深く関わっていると思います

 

これから日本でもACEという言葉が一般にも認知されていく事を願います